グランプリシリーズ(GPS)ロシア大会におけるエフゲニア・メドベージェワ選手のショートおよびフリーの活躍は、他のロシア選手のニュースさえも霞ませてしまった。スプートニク通信特派員とのインタビューの中で、メドベージェワ選手は着物衣装の製作、日本ファンへの温かい気持ち、また「罪悪感」を抱かせる日本料理について語った。
日本のファンには特別な感謝の気持ち
このインタビューは日本のファンが読む、と聞いたメドベージェワ選手の第一声はファンクラブ「メドベージェワファミリー "Medvedeva Family"」の日本メンバーへの感謝の気持ちだった。
日本のファンの皆さん、私のことをいつも心配してくれてありがとう。フリーの“SAYURI”は日本でも気に入ってもらえたら嬉しいのですが」
メドベージェワ選手は、オーサーコーチと同じくGPSでの演技に満足している、と語る。
「昨日、試合後に友達と会って、大画面で私のフリー演技を再生し、一緒に見ました。たくさん笑いました」
メドベージェワ選手は、自身の「クリーンな演技」を見るのが好きだという。
フリー衣装を手掛けたデザイナー、伊藤聡美さんとの共同作業
「聡美は素晴らしい女性です。彼女が若くて驚きました。初めて彼女と会ったとき、その前にどういう外見が知らなかったので、大人の女性を探したんです。ところが若い女性が私の方へやってきて、“メドちゃん、こんにちは”と言うではありませんか。どう見ても、すごく若い。少女のよう。でも聡美さんは黄金の腕を持っていて、神様からギフトをもらった人。彼女が作りだす衣装は傑作です」
一番の日本食は
メドベージェワ選手は、今回銅メダルを獲得したマライア・ベル選手(米国)が寿司を好きではないと知り、驚いた。
アリーナ・ザギトワ選手
© REUTERS / EMMANUEL FOUDROT
アリーナ・ザギトワ選手「好きな日本食はラーメン」
「本当に?お寿司がダメなの?? 私は大好き。というか日本食が好き。たぶん一番好きなのはラーメン!」
ラーメンはフィギュアスケーターにとっては重い料理で、しかも通常、量が尋常ではない。メドベージェワ選手はそう言いながらも、食べない理由にはならない、と言う。「でも素晴らしいから!たまにはいいのよ!」
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。